あわじ石の寝屋緑地とは
あわじ石の寝屋緑地は、明石海峡を望む淡路島の北の端にあり、明石海峡大橋周辺の自然豊かな緑を守るために開園しました。
ここは、自然と歴史と文化のおもしろさをみんなで見つけるフィールドです。
ウバメガシやコナラの林、小さなため池、泥深い田んぼなど、様々な環境がここに集まっています。
これらは、人々が自然と深くかかわりあいながら暮らしてきた「淡路島の里山」そのものです。
また、海人のお墓だといわれる「石の寝屋古墳群」があり、岩屋の海に真珠を採りに潜った海人(あま)の男狭磯(おさし)の伝説が、今に言い伝えられています。
さあ、淡路島の北のはしっこ、明石海峡を間近に望むこの里山で、昨日まで知らなかった何かを発見しよう!
公園データ
所在地 :
- 兵庫県淡路市岩屋茂谷2009-3
- 面積 :
- 37.5ヘクタール
- 開園年月日 :
- 平成27年4月
- 種別 :
- 都市緑地
- 入園料 :
- 無 料
- 開園時間 :
- 9:00〜17:00
- 休園日 :
- 無 休
あわじ石の寝屋緑地のこれまで
石の寝屋古墳群がつくられた時代(6世紀後半)
石の寝屋古墳群は、海を生業としていたと考えられる集団がつくった古墳に多く見られる種類の古墳です。 その頃の山の尾根などは、アカマツを中心とした森だったようです。
里山の時代(昭和30 年頃まで)
人々が木を切って薪にしたり、クリを植えて実を採っていました。 ウバメガシやクヌギ、コナラの森に、クリや竹、クスノキなどが植えられていました。 谷では、たんぼもつくられていました。
遊びや学びの森の時代(現在)
淡路島の里山を残し、四季折々の自然を楽しみながら、ハイキングや生き物の観察、すばらしい眺望を楽しめる場所になりました。